EC業界ニュース・まとめ・コラム「eコマースコンバージョンラボ」

ブラックフライデーセール、認知度はかなり高く、日用品・食料品がAmazon・楽天市場ではよく購入

ブラックフライデーセール、認知度はかなり高く、日用品・食料品がAmazon・楽天市場ではよく購入

トレンド
2023/12/14

ナイル株式会社が運営する「Appliv TOPICS」にて、20~69歳男女1,880人を対象に、2023年12月5日~12月11日の期間、ブラックフライデーに関する調査を実施した。




調査結果

 

2023年11月24日〜12月1日にAmazonで、2023年11月21日〜11月27日に楽天市場で「ブラックフライデー」を冠したセールが実施されていたことを知っているかを尋ねたところ、Amazonでは「知っていて買い物をした」が43.5%、「知っていたが買い物をしなかった」が43.4%で、開催の認知度は合計86.9%だった。一方、楽天市場では「知っていて買い物をした」が29.7%、「知っていたが買い物をしなかった」が46.8%で、開催の認知度は合計76.5%と、ブラックフライデーで買い物をした人は、Amazonの方が13.8ポイント多かった。また、「ブラックフライデー」を知らなかったと回答した人もAmazonの方が楽天市場より10.5ポイント少なかった。

 

 

Amazonでブラックフライデーで買い物をした783人と、楽天市場のブラックフライデーで買い物をした521人に対し、購入した商品ジャンルを質問したところ、Amazonと楽天市場の上位4つは、「日用品」「食料品」「パソコン・周辺機器」「家電」で共通していた。また、Amazonでは特に「日用品」「パソコン・周辺機器」「家電」が楽天市場よりも人気が高かった一方で、楽天市場は「食料品」「衣類」「家具・インテリア」が特にAmazonよりも売れていることが明らかとなった。

 

 

Amazonでブラックフライデーで買い物をした787人と、楽天市場のブラックフライデーで買い物をした524人に使用した金額を尋ねたところ、Amazonと楽天市場、どちらも「5,000〜9,999円」「10,000〜19,999円」の金額帯が多かった。3位以降は「3,000~4,999円」、「3,000円未満」、「20,000~29,999円」の価格帯が続いた。

また、3,000円未満ではAmazonが楽天市場より多い一方で、40,000円以上の金額帯では楽天市場がAmazonを上回る傾向にあった。これは、楽天市場のブラックフライデーで、買い物をしたショップ数に応じてポイント還元率が上がる「ショップ買いまわり」を実施していたため、使用金額の多い人が増えたと考えられる。

 

 

「Appliv TOPICS」の概要

 

Appliv、Appliv TOPICSは月間1000万人以上が利用する国内最大級のスマートフォン関連メディア。「Appliv TOPICS」ではスマートフォンで利用できるサービスの紹介や比較、活用方法を解説している。