MMDLabo株式会社が運営するMMD研究所は、18歳~69歳の男女7,000人を対象に2023年3月17日~3月20日の期間で「ショート動画とコマースに関する調査」を実施した。
調査結果
18歳~69歳の男女7,000人を対象に、ショート動画が視聴できるデバイスの所有に関して聞いたところ、94.4%が「所有している」と回答した。次に、ショート動画が視聴できるデバイス6,610人を対象に、YouTube ショート、Instagram Reels、TikTok、LINE VOOM、Likeeの利用状況について聞いたところ、「視聴のみしている」と「視聴も投稿もしている」合わせて視聴していると回答した人の割合は、YouTube ショートが38.5%と最も多く、次いでInstagram Reelsが23.1%、TikTokが20.6%となった。さらに、ショート動画を視聴している3,210人を対象に、ショート動画を視聴するタイミングを聞いたところ(複数回答可)、「夜寝る前」が48.4%と最も多く、次いで「休憩時間」が44.7%、「休日」が34.6%と短時間の動画ではあるものの、ある程度まとまった時間に見ていることがわかった。
ショート動画を視聴している3,210人を対象に、ショート動画を視聴して商品を購入したことがあるかを尋ねたところ、32.2%が「購入したことがある」と回答した。これを性別で見ると、購入経験があると回答したのは男性が34.8%、女性が29.4%と女性より男性の方が5.4ポイント多かった。さらに、ショート動画を視聴して商品の購入をしたことがある1,035人を対象に、購入したものを聞いたところ(複数回答可)、「食品」が30.0%と最も多く、次いで「雑貨(靴、バッグ、アクセサリー)」が23.7%、「化粧品」が23.2%となった。これを性別で見ると、男性は「食品」が30.2%と最も多く、次いで「雑貨(靴、バッグ、アクセサリー)」が24.4%、「日用品・文房具」が23.7%となり、女性は「化粧品」が36.6%と最も多く、次いで「食品」が29.6%、「雑貨(靴、バッグ、アクセサリー)」が22.7%となった。男性は、食品、日用品、家電等生活必需品の購入が目立っていたが、女性は、化粧品が1番多く、洋服も4位に入っていることからショート動画を参考にしておしゃれを楽しんでいるようだ。