株式会社Eストアーは、当社の主力サービスであるSaaS型ECシステムshopserveを、2023年2月15日に第3世代へとメジャーアップデートを実施した。
これにより、エンジニアやサイト運用において専門家に依存することなく、柔軟に機能を拡張することができる。
アップデートの背景
昨今、DX社会の拡大によBtoCのEC化率は急激に加速していることで、通信渋滞が深刻化している。また、日本においては人口の減少傾向が続いており、EC事業者においても構築や運用に係る人員の確保や顧客の減少への対応は、企業にとって避けては通れない課題となっている。
そこで、激変する社会構造への抜本的な対応として、事業者が安心して効率的にEC事業を推進できるよう、4つの設計着目点を柱にshopserveを第3世代へと大幅なアップデートに至った。これにより、新規のECへの参入はもちろん、すでにECを展開されている事業者の運用における不安や課題解決に向けてのコストやストレスを低減し、安心して利用できるシステムへと進化した。
アップデートで可能になったこと
Eストアーはこれまでも、国内最高レベルのプレミアムインターネット回線、フルSSDディスクなど、ハイクオリティのSaaS環境を提供してきたが、今回のアップデートで、高速・安定・セキュリティーのレベルをさらに向上させるとともに、証明書付TLSメールを導入することで、完全到達と高速配信を実現する。
さらに、今後の動画時代に備えた強化を実施し、安心してリッチなコンテンツを展開できるようになることで、訴求力が高く、利用者の滞在時間が長いECサイトを構築可能にする。
また、shopserveでは、130を超えるカスタマーツUI/UX/UXツール、バックヤードツールなどのサードパーティツールと連携が可能で、エンジニアやサイト運用において専門家に依存することなく、柔軟に機能を拡張することができる。
セカンドアップ、ポイントリマインド、カートリカバリーなど、多機能なCRMを標準実装し、TLSメールと併せて、顧客ごとに丁寧な接客ができることで、ARPUやLTVを高められる。シナリオはノーコードで作成ができ、営業部門や業務部門で運用できる。
shopserveとEストアー
shopserveは高速安定とセキュリティーを備えた、ECシステムで、業界最多を誇るAPIと、膨大なサードパーティー連携により、強力な連携と柔軟なカスタマイズが可能だ。一方、Eストアーは1999年より、D2CのEC事業を軸として事業展開し、小規模から大規模まで幅広いEC事業者に、高性能で安全なECシステムを提供している。さらに24時間365日の監視とサポート体制や、専任のコンサルティングチーム、マーケティング支援など、ECに係るすべての領域においてサービス展開を実施している。
Eストアーは、「今後も変化する社会環境に最適なサービスをいち早く提供し、ECサイト構築・運営の支援を通して事業者の皆さまの事業拡大ならびに、消費者の皆さまの利便性の向上を目指していく」とのこと。