世界最大級のコマースプラットフォーム、Shopifyの⽇本法⼈Shopify Japan 株式会社は、Shopifyでビジネスを運営している事業者が2021年に世界に与えた経済効果はどの程度なのか。Shopifyではこの事業者活躍に伴う影響を「Shopify Effect」と呼び、その効果を測定するため、世界有数のコンサルティング会社であるDeloitteと提携し、調査した。
調査結果
2021年度、Shopifyを利用する事業者によってもたらされた経済効果は、世界で500万人の雇用創出と、前年比45%増の4440億ドル(約48.7兆円)。一方、日本においては5万人以上の雇用創出と66億ドル(約7243億円)の経済効果に貢献した。事業者とShopifyの収益を比較すると、Shopifyの収益1ドル(109.75円)に対して、事業者は38ドル(約4170円)を生み出しており、事業者の活躍が数字にも表れている。
また、越境ECによる売上は、250億ドル(約2.7兆円)以上を達成した。このうち、110億ドル(約1.2兆円)が、個人または小規模企業の売上となり、新興国事業者が生み出した収益は65億ドル(約7133億円)にのぼった。
Shopifyのパートナーエコシステム(事業者の事業を支える開発者、デザイナー、マーテター、会計士、物流業者なども含む)においては、320億ドル(約3.5兆円)以上の収益を生み出した。この合計数字はShopifyの収益の約7倍近くとなり、昨年比は45%となった他、65万6000人の雇用も創出した。
Shopifyについて
Shopifyは、コマースに不可欠なインターネットインフラを提供するトップクラスのプロバイダーであり、あらゆる規模の小売ビジネスの立ち上げ、成長、マーケティング、運営を一括で管理できる信頼性の高いソリューションを提供している。
Shopify Japanの日本カントリー・マネージャーである太原 真氏は、「Shopifyが日本市場に参入をしてから約4年が経過しました。日本でも個人事業主から大手企業までの事業者の事業拡大、また日本経済における雇用創出に貢献できたことを大変嬉しく思います。本レポートでは、事業者が2021年に7243億円の経済効果と、2020年と比べて44%増の5万人の雇用を創出したことが明らかになり、彼らの著しい成長を示しています。直近では、日本の専門のサポートチームを立ち上げ、今後も日本の事業者のビジネス拡大やパートナーエコシステムのさらなる発展のために遠大な計画を進めて参ります。」と述べた。