EC業界ニュース・まとめ・コラム「eコマースコンバージョンラボ」

クラウド倉庫管理システムのロジザードZERO、スマートCatと連携開始

クラウド倉庫管理システムのロジザードZERO、スマートCatと連携開始

物流・決済・業務
2022/03/28

ロジザード株式会社の提供するクラウド倉庫管理システム「ロジザードZERO」は、ヤマトシステム開発株式会社が提供する宅急便送り状発行業務支援システム「スマートCat」と標準連携を開始した。

 

今回の標準連携により、新たにシステム開発が不要となり、デフォルトの帳票出力が可能となった。

 

 

 

連携に至った背景

 

EC需要が拡大する中、受注件数が伸びているメーカー、通販事業者の物流現場では、業務効率化が急務となっており、出荷業務の効率化を取り組む企業では、送り状の後発行や送り状と納品書の一体型帳票の活用が増えている。基本的な出荷フローは、WMSからピッキングリストと購入の明細書を印刷、送り状発行ソフトから送り状を印刷したあとに、それらの帳票を突合してからピッキング作業を行う。一方で、送り状を後発行する場合は、まずはピッキングリストのみを印刷し、出荷検品や確定のタイミングで購入明細書と送り状が印刷されるため、突合の必要がなく、住所等個人情報の入っている帳票をピッキング時に持ち歩かない運用のため、個人情報保護やセキュリティ面においても人気の運用フローとなっている。

 

ヤマトシステム開発が提供する「スマートCat」は、届け先情報の自動取込から一体型帳票など各種帳票の印刷や活用など、利用者の出荷業務の効率化を支援する送り状発行業務支援サービスのため、ロジザードZEROと連携する際にシステム開発は不要で、デフォルトの帳票出力が可能となっている。

 

 

連携概要

 

送り状後発行 連携イメージ

送り状の後発行、一体型帳票に必要なデータ連携が可能で、置き配を含む多様な受け取り方が可能な配送商品「EAZY」にも対応している。

 

一体型帳票 連携イメージ

 

 

スマートCatとは

 

スマートCatとは、ヤマトシステム開発が提供する出荷業務の効率化を支援する送り状発行業務支援サービスで、一体型帳票の発行や、出荷指示データの自動取込・送り状自動印刷機能により、出荷業務の時間短縮や手違いの削減を支援する。また、送り状のカスタマイズや複数の運送会社の送り状発行にも対応するなど、利用者の状況に合わせ対応を行う。

 

 

 

ロジザードZEROとは

 

自社開発のクラウド倉庫管理システムで、BtoC物流からBtoB物流まで幅広い業態・商材を管理でき、周辺システムとの豊富な連携実績、導入まで最短1か月のスピード感、365日電話対応のサポート体制がある。