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Amazonアプリでブランドの認知度を高め、消費者を獲得するための5つの基本

Amazonアプリでブランドの認知度を高め、消費者を獲得するための5つの基本

ノウハウ・ツール
2022/01/17

スタートアップとイノベーションのフリーランスライターであり、米国のメディア制作企業ReHack.comの編集長でもあるDevin Partida氏による、Amazonで成功を収めたいと考えているブランドに向けたアドバイスを紹介。

 

Amazonのショッピングアプリで競争するためには、顧客や彼らの動機を深く理解する必要がある。適切なタイミングで、適切な人たちに確実にリスティングを表示する必要がある。Amazonの基本的なルールは守らなければならないが、注目を集めるためにできることがいくつかある。

 

Amazonでは広告が大きなビジネスになっている。同社の第3四半期の広告売上は、前年同期比で49%増の80億9,000万ドルに達した。しかし、企業がAmazonマーケットプレイスの広告に多額の資金を投じても、思うようなリターンが得られないこともある。

 

最初の目標は、ブランドの認知度を高めることだ。商品を気に入り、Amazonストアで繰り返し買ってくれる消費者を獲得したいはずだ。そして、そもそもターゲットオーディエンスの目に触れさせる必要がある。

 

多くの人々がスマートフォンでインターネットにアクセスしており、少なくとも顧客の半数はAmazonアプリを経由しウェブサイトにアクセスしていることが分かる。以下に示すヒントに従い、モバイルユーザーのブランド認知度を高めることができる。

 

1.投稿を作成する

Amazonは、オンライン小売業者がブランドの個性を発揮する機会を持てるよう、ショッピングサイトを調整してきた。Amazonには、ブランドのエンゲージメントを高めるのに役立つ機能がいくつかあり、その一つに「Amazon Posts」がある。ただし、いくつかのルールに従う必要がある。米国に拠点があり、Amazonのブランドレジストリに登録されており、そしてAmazonのストアフロントを有している必要がある。また、アダルトグッズ、タバコや戦闘用武器などの商品を宣伝することはできない。

 

2.魅力的な画像を選ぶ

Amazonは、今なお非常に視覚的なメディアである。人々は、説明文やレビューをより詳しく調べるかもしれないが、最初に見るのは一連の多くの商品画像だ。写真は、商品リストで最も重要な部分だ。画像は、鮮明ではっきりしたものでなければならない。商品の邪魔になるものがないようにしよう。影が濃い、照明が足りないといったことがないように気を配ろう。カメラマンや適切な機材にお金をかけ、プロ品質の写真を撮影する必要がある。

 

3.ブランドを登録する

Amazonのブランドレジストリプログラムに参加するには、会社名を商標登録し、登録手続きを経る必要がある。ブランドが登録されると、記事を投稿できるなど、認知度向上に役立ついくつかの特典が得られる。

 

また、ストアフロントをカスタマイズすることができ、ブランドイメージをさらに高めることもできる。もう一つの大きなメリットは、商品説明をよりカスタマイズしやすくなることだ。最も重要なことは、スポンサーブランド広告を作成できるようになることであり、動画広告やロゴとスローガンを掲載することができる。

 

4.プライムデーを活用する

Amazonプライムデーは、1年のうちで最も多くのオンラインショッピングが行われる日の一つで、世界中から新たな顧客が加わる。人々は、1年の他の時期には買えない選りすぐりのお買い得品を探している。ブランドは、価格を下げることでプライムデーに参加することができる。コストを賄う程度の価格にして、売れ残った在庫品を処分したり、新規顧客にストアを紹介したりする絶好の機会だ。プライムデーでも利益を出すことはできるが、通常の見込みを引き下げ、販売量増を狙おう。

 

他のブランドがプライムデーに何を提供し、ユーザーがどれくらいの値引きを期待しているかを調べるとよい。いつもとは異なるものを提供することを恐れないことだ。人々がプライムデーで何を買うかは知る由もない。重要なのは、ユーザーが見過ごすことができないほど良いお買い得品を提供することだ。

 

5.カスタマーエクスペリエンスの向上

顧客に賞賛されるよう、カスタマーエクスペリエンスの向上に努めよう。Amazonのモバイルユーザーは、商品リストと5段階評価での格付けを目にする。顧客にサムネイルをクリックさせ、商品ページ全体を表示してもらうためには、優れた評価とできるだけ多くのレビューが必要だ。

 

素晴らしいカスタマーサービスを提供し、購入者にメールを送信してレビューを残したいかを尋ねる。ここで注意してほしい。Amazonの利用規約では、レビューの良し悪しの指定をしたり、レビューを買うことはできないと定められている。ただし、ユーザーに連絡を取り、正直なレビューを残してくれるよう依頼することは全く問題ない。

 

良い仕事をしていれば、レビューは好意的なものとなり、ブランドの認知度向上に役立つだろう。多くのユーザーは、カスタマーレビューによって検索をフィルタリングして、どの商品が最も高く評価されているかを判断している。自社の商品が最高評価のオプションの一つとなるようにすることだ。

 

成功に向けた準備

プライム配送が選択された場合、自社商品が対象から外れることがあってはいけない。Amazonによる配送を利用して、顧客への配達にかかる時間やプライム対象商品の検索時表示で優位に立つようにしよう。

 

上記のヒントを使えば、Amazonアプリでブランドの可視性を簡単に高めることができる。さまざまな広告を試して、商品の写真にロゴが表示されるように配置したり、ブランド名を常に表示する方法を探したりしてみよう。

 

※当記事は英国メディア「Mobile Marketing Magazine」の12/21公開の記事を翻訳・補足したものです。