株式会社バニッシュ・スタンダードは、スタッフDXのアプリケーションサービス「STAFF START」と、株式会社エートゥジェイが運営するクラウドECプラットフォーム「メルカート」との連携を開始した。
これにより、自社ECサイトへ「STAFF START」を導入する場合、導入コストを削減しつつ、導入までの手間省き、時間を短縮することが出来る。
連携の特徴
企業が「メルカート」により構築された自社ECサイトへ「STAFF START」を導入する場合のコストが、連携以前と比べ、5分の1程度になり、さらに「メルカート」側に発生する「STAFF START」導入費用も従来と比較して、10分の1程度に抑えられる。バニッシュ・スタンダード調べによると、ランニングにかかる最低コストも、従来の約3分の1だ。
また、バニッシュ・スタンダードがこれまで培ってきた知見を活かし、最適なUIテンプレートを提供。これにより企業は、ECサイトの運営担当者にオンライン接客に関わる特別な知識やノウハウがなくても簡単に導入できるようになり、導入までの期間も最短1ヵ月、従来の約3分の1程度に短縮することができる。
さらに「STAFF START」で人気のスタッフのコーディネート画像を通販サイトに掲載する「コーディネート投稿機能」やスタッフがスマホでブログで特集を作成し、より魅力的なサイト作りができる「まとめ機能」が利用可能となる。
連携に至った背景
「STAFF START」は、店舗に所属するスタッフをDX化し、自社ECサイトやSNS上でのオンライン接客を可能にするStaff Techサービスで、コーディネート投稿をはじめとした店舗スタッフによるオンライン接客サービスの開発・提供により、企業のデジタル化推進を支えている。
また、現在利用ブランドは、アパレルや化粧品を中心に1,600を超え、2020年7月から2021年6月の間に「STAFF START」で作成されたコンテンツを経由した流通総額は、1,200億円を達成した。
現在、コロナ禍により急務となった企業のDXだが、今後も引き続き企業の大小問わずあらゆる業界でDX化が求められることが想定され、特に小売業、サービス業においては、オンラインにおける顧客体験の向上が課題となる。
そこで今回、ecbeingグループ内で独自開発するデジタル接客ソリューション以外で「メルカート」と標準連携化の独占契約を締結し、多くのECサイト運営者がよりスピーディーかつ容易に「STAFF START」を導入できる体制を構築するに至った。