GMOインターネットグループのGMOメイクショップ株式会社が提供するネットショップ構築ASP「MakeShop byGMO」は、サービスをご利用の全ネットショップの2021年上半期、1月~6月の流通額が前年同期比120%の1,306億円となり、半期の流通額としては過去最高を更新した。
流通額増加の背景
GMOメイクショップは、低コストで本格的なネットショップを作成できるASPサービス「MakeShop byGMO」を2004年に提供開始し、年間総流通額においては、2012年以降9年連続で業界No.1を獲得している。
2020年以降、新型コロナウイルスの感染拡大に伴う外出自粛の影響からECの利用率は高まり、総務省統計局の家計消費状況調査によると、ネットショッピング利用世帯の割合は2020年5月に50.5%となり初めて50%を超え、2021年5月には1.6ポイント増の52.1%に上昇した。
また、「MakeShop byGMO」においてもEC需要の増加が後押しし、2020年以降の導入店舗数とショップの売上が急成長した。2020年10月には、『プレミアムショッププラン』以上の導入店舗数だけで1万件を突破し、2020年の年間総流通額は前年比135%の2,343億円となった。さらに長引くコロナ禍の影響もあり消費行動のデジタルシフトが進んだことから、2021年においても成長は続き、2021年7月時点の『プレミアムショッププラン』以上の導入店舗数は1万1千件に上り、2021年上半期の流通額は、前年同期比120%の1,306億円となり過去最高を更新した。
今後の取り組みについて
消費行動のデジタルシフトが進んだこともあり、ECの利用率増加や新規ネットショップ開設の動きは、アフターコロナにおいても高まっていくことが見込まれている。そこで、GMOメイクショップは、引き続きショップ運営者が売上を上げやすい環境を整備するため、新機能開発やデザインテンプレートの拡充、サービス連携の強化に加えて、マーケティング支援や運営代行など一気通貫のサポート体制によりショップ運営者の事業成長に注力していくとのこと。
そして、今後もGMOメイクショップは、ショップ運営者の売上の総和である流通額を最重要指標として、売上拡大の支援と、流通額増加へ向け取り組む予定だ。