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ブラックフライデー・サイバーマンデーで買い物をしていない人は75.5%

ブラックフライデー・サイバーマンデーで買い物をしていない人は75.5%

トレンド
2020/12/10

株式会社NEXERが運営する日本トレンドリサーチは、「ブラックフライデー・サイバーマンデー」に関するアンケートを実施し、結果を公開した。その一部を紹介する。

 

まず初めに、「ブラックフライデー」について知っているか聞いたところ、43.6%が「知っている」と回答した。一方で、47.6%が「名称知っているが、よくわからない」、8.8%が「知らない」と回答した。

ブラックフライデーがどのようなものかわからないという人が、半数以上の結果となった。

 

次に、「サイバーマンデー」についても同様に、知っているかどうか聞いたところ、17.8%が「知っている」と回答した。一方で、36.0%が「名称知っているがよくわからない」、46.2%が「知らない」と回答した。

「ブラックフライデー」よりも、「サイバーマンデー」の方が知名度が低いようである。

 

では、実際に「ブラックフライデー」「サイバーマンデー」を利用して買い物をした人はどれくらいいたのか見ていこう。

「ブラックフライデー」「サイバーマンデー」のセールを利用して買い物を「した」という回答は24.5%だった。

このセールを利用して買い物をする人はまだ少ないようである。

 

最後に、「ブラックフライデー」「サイバーマンデー」のセールなどでの買い物を「した」と回答した24.5%(245人)に、セール時の買い物の総額を聞いたところ、最も多い割合となったのは、総額「3000~6000円」で、26.9%だった。ついで、総額「6000円~10000円」の買い物をした人が多い結果となった。

 

今回の調査で、ブラックフライデー・サイバーマンデーのセールで実際に買い物をした人は24.5%となり、まだ少ないという実態がわかった。知名度もブラックフライデーは43.6%、サイバーマンデーは17.8%となり、日本ではまだあまり浸透していないといえるだろう。