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「ネット注文・店舗受取」サービスの顧客データ一元管理を推進、Bopis CloudとINTEGRAL-COREが連携開始

「ネット注文・店舗受取」サービスの顧客データ一元管理を推進、Bopis CloudとINTEGRAL-COREが連携開始

トレンド
2020/08/25

AIなどの先端技術を活用したデジタル化ソリューションを提供する株式会社ジーエルシーは、非接触・非密集のニューノーマルな購買体験の提供を実現する小売業向け「ネット注文・店舗ロッカー受取り」クラウドプラットフォーム「Bopis Cloud」と、デジタルトランスフォーメーション(DX)のためのテクノロジー支援を行う株式会社EVERRISEが開発提供するCDP「INTEGRAL-CORE」の連携を開始した。

 

「Bopis Cloud」 は、“ネット注文・店舗ロッカー受取り”を実現するためのシステムプラットフォームで、モバイルオーダーに必要な機能をワンストップで提供し、レジ・POS、ロッカー等の周辺システムとも連携出来ることで、現行システムを活かす形での導入が可能。新型コロナウイルスの流行を背景に非密集・非接触を重要視する消費者マインドが急速に浸透拡大している。

 

一方、CDP「INTEGRAL-CORE」は、オンラインとオフラインで分散する顧客データを一元管理することで、顧客一人ひとりに応じた最適な顧客体験の実現を可能にする。顧客マスタデータ、購買データ、来場データ、複数の自社サイト上での行動データなど、顧客データの収集・分析を通じ、ネットとリアルが組み合わさる複雑な状況下でも顧客体験を強化している。

 

今回の連携により、Bopis Cloud で取得したデータをもとに、戦略立案・施策の振り返り用のデータ加工および可視化、メールやプッシュ通知といったコミュニケーションチャネルにて、より適切なセグメントを切ることが可能となる。

更に、サービスの継続率向上、LTVの最大化を目的とした顧客コミュニケーションの改善施策を実施できる。例えば、①サービスを利用し始めたユーザーに対して、オンボーディングを目的としたコミュニケーションを実施する。②ユーザーの購買履歴に対して、おすすめの商品をレコメンド③利用頻度が下がっているユーザーや利用頻度の高いロイヤルユーザーに対して、クーポンを配信する、などだ。

その結果、接触・密集を回避した購買体験の提供すると同時に顧客との接点におけるデータが増えるため、顧客に対してより適切なタイミングでコミュニケーションを行えるようになるとのこと。

 

今後、「Bopis Cloud」は非密集・非接触サービス需要の高まりに対応すべく、小売業向けの“ネット注文・店舗受取”サービスの構築支援に力を入れる。一方、「INTEGRAL-CORE」は“ネット注文・店舗ロッカー受取り”という新たな購買体験の構築支援、顧客利便性向上に貢献していくようだ。