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イギリス、ロックダウンでデータ利用量が急増

イギリス、ロックダウンでデータ利用量が急増

トレンド
2020/04/10

英国の携帯電話事業者EEによると、新型コロナウィルスの大流行による英国でのロックダウン(都市封鎖)は、人々のデータ使用量と使用アプリの種類に重大な影響を及ぼしているという。

 

英国では、極めて多数の人々が、毎日午後5時にBBCが放送する新型コロナウィルスに関する首相の記者会見を携帯電話を使って視聴しており、記者会見中のEEのデータ消費は2倍以上となっている。ボリス・ジョンソン首相が、3月23日(月)午後8時30分に、これまでで最も厳格な措置を発表した際は、EEのモバイルネットワークのトラフィックは、わずか1時間前に比べて5倍以上増加。EEは、そのピークのトラフィックも、EEネットワークの通信許容量の範囲内に十分あると指摘している。

 

モバイルデータの使用状況は、自宅で過ごす人の増加による、エクササイズ、連絡や娯楽のあり方の変化を反映している。

 

ジムや娯楽施設が閉鎖されているため、屋外でのエクササイズが増えている。より多くの人々が、健康維持のためにランニングやサイクリングを始めたため、Garminアプリ(ヘルスケア/トレーニング支援アプリ)上のデータは、通常の週と比較して著しい急上昇を示した。また、人々の旅行がかなり減ったため、Googleマップ、UberやLyft(米国の運輸ネットワーク企業、配車アプリサービスを提供)など、外出時の人気アプリの使用が非常に減少している。

 

何百万ものWhatsAppユーザーは、ソーシャル・ディスタンス(社会的距離)を保ちながら、友人、家族や同僚と連絡を取るのに、これまで以上に同アプリを使用。EEモバイルネットワークでは、WhatsAppアプリが最も利用されるピーク時には、一般的な週と比較して、ユーザー当たりのデータ使用量が2倍となったという。

 

TikTokは、人々が室内で楽しむよう変化したことで急成長している。ユーザーは、前の週と比較して、それぞれトラフィックを20%多く消費しているようだ。

 

 

※当記事は英国メディア「Mobile Marketing Magazine」の3/30公開の記事を翻訳・補足したものです。