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アビームコンサルティング、BORN社と協業し、日本企業のEC事業開発加速化を支援

アビームコンサルティング、BORN社と協業し、日本企業のEC事業開発加速化を支援

トレンド
2020/03/16

アビームコンサルティング株式会社は、eコマースおよびカスタマーエクスペリエンスデザイン(CX)の分野においてグローバルで実績を持つBORN社とパートナーシップを2020年2月より締結した。アビームコンサルティングのビジネスコンサルティングのノウハウと、グローバルでトップ企業のeコマースに採用されているBORN社の顧客体験マネジメントとeコマースのノウハウを融合させ、ワンストップでEC事業化を支援する。

 

アビームコンサルティングは、アジアを中心とした海外ネットワークを通じ、それぞれの国や地域に即したグローバル・サービスを提供している総合マネジメントコンサルティングファームである。戦略、BPR、IT、組織・人事、アウトソーシングなどの専門知識と、豊富な経験を持つ約6,100名のプロフェッショナルを有し、金融、製造、流通、エネルギー、情報通信、パブリックなどの分野を担う企業、組織に対し幅広いコンサルティングサービスを提供している。

BORNグループは、受賞歴を持つ世界的エージェンシーとして、企業コマースおよびエクスペリエンス・デザインに注力している。BORNは、B2BおよびB2C分野にわたる20以上の末端市場で、500件を超えるデジタル変革を手掛けた実績を持っている。顧客・ブランド体験分野の独立エージェンシーとして最大級の規模を持ち、オフィスと拠点を8カ国に有している。クリエイティブ・デザイン、コンテンツ制作、コマース・イネーブルメント、クラウド導入、インテグレーション、コンピューティング、コンバージョン率最適化、デジタル・マーケティング、分析、マルチチャネル一体化という10個の専門分野を統合し、高い成果を上げるデジタル資産を生み出している。

従来の日本のEC市場は、集客力のある大手マーケットプレイスを中心に発展してきたが、 顧客体験の高度化や、ブランディング、出店料などの観点から自社ECを強化する企業が増加している。一方、EC事業化においては自社リソース・ノウハウ不足や、事業化までの各工程で多数のベンダーに対応する負荷が高く、迅速な事業化を阻害する課題となっていた。多様かつ急速な市場ニーズの変化に伴い、多くの企業が新しいビジネスチャンスを模索するため eコマースでのビジネスを強化しており、企業が競争上の優位性を獲得・維持するためには、迅速かつ戦略的な eコマースプラットフォームの構築が重要である。

 

今回の協業により、事業開発、構想策定といったビジネスコンサルティングからクリエイティブ、ECソリューションの導入・運用監視まで、EC事業開発におけるあらゆるニーズにワンストップで対応する体制を構築した。第一弾として、新サービス「DXを加速する EC立上げ支援サービス」の提供を開始し、グローバルでビジネスを展開する日本企業が最適な顧客体験を創出できる出来る仕組みづくりをトータルでプロデュースする。

そして、EC事業のビジネスモデル・プラットフォームアセスメント、グローバル展開アセスメント、クリエイテ ィブサービス、CXアドバイザリーなどのサービスを今後順次展開していくとしている。