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フランスCarrefour、家電オンライン小売のRue du Commerceを売却し食品へ再集中  

フランスCarrefour、家電オンライン小売のRue du Commerceを売却し食品へ再集中  

トレンド
2019/11/19

フランスのスーパーマーケット小売のCarrefourは、オンラインショップRue du Commerceを売却しようとしている。Carrefourはわずか3年前に、家電製品小売のRue du Commerceを買収したが、今は家電よりも食品に集中したいと考えているようだ。

 

現在Carrefourは、所有するオンラインショッピングウェブサイト Rue du Commerceの売却について、フランスのeコマースベンチャーのShopinvest交渉を実施。Shopinvestは、すでに複数のオンラインショップを保有しており、そのうち3Suissesが最も有名だ。

 

Carrefourは再び食品に集中

Carrefourは、自社のオンライン販売戦略を見直し、家電ではなく食品に再び焦点を合わせようとしている。それが、買収からわずか3年でRue du Commerceに別れを告げようとしている理由である。同社は、フランスにおける自社のオムニチャネルのさらなる本格展開を求めて、2016年1月にAltarea Cogedim(フランスの不動産開発・投資企業)からRue du Commerceを買い取っていた。

 

AmazonやLeclercとの競争

Carrefourは、現在コスト削減に懸命に取り組むなか、食品分野でのeコマース投資を強化し、より多くのオーガニック食品と自社ブランド品を提供したいと考えているようだ。Carrefourはまさに、Amazonや別のフランススーパーマーケットチェーンLeclercとの競争に直面している。
※当記事は欧州メディア「Ecommerce News Europe」の11/11公開の記事を翻訳・補足したものです。