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コンテンツ過多時代に捧ぐ、5つのコンテンツマーケティングの成功を妨げる通説と現実のギャップ

コンテンツ過多時代に捧ぐ、5つのコンテンツマーケティングの成功を妨げる通説と現実のギャップ

マーケティング
2019/10/17

ごく一部だけの事実も含むかもしれないが、これらの通説は最終的にコンテンツマーケティングの成功を妨げるものである。

現代のほとんどのマーケティング担当者は、コンテンツマーケティングの本質を理解しているだろう。つまり、利用者を知り、価値を提供し、強引に売り込みをしないということだ。

 

コンテンツマーケティングは急速に進化しており、その成功は常に同じ型にはまっているわけではない。結果として、役に立たない古い考えが残っていたり、マーケティング担当者が業界の変化に過剰に反応したりしてしまうということが起こりやすい。すると、いつの間にか通説や誤解が生まれるものだ。以下で紹介する通説には、ごく一部だけの真実もあるかもしれないが、最終的にはコンテンツマーケティングの成功を妨げているものであろう。

以上を考慮して、コンテンツマーケティングの成功を妨げる5つの通説を一掃していこう。

 

1.コンテンツは雄弁である

通説:コンテンツが利用者の心を真につかんでいないのは、コンテンツの質が優れていない、もしくは、制作するコンテンツ量が不十分である。

 

現実:コンテンツは依然としてマーケティング活動の中心であり、素晴らしいコンテンツに代わるものはない。しかし、「もっと」や「より良い」を追求するあまり、コンテンツマーケティングの成功において、コンテンツの拡散と配信が担う役割の分析を怠りがちである。他のマーケティングチャネルからのサポートや検証がなければ、最高のコンテンツさえ失敗する。

 

2. SEO(検索エンジン最適化)は価値がない

通説: キーワードの詰め込みや低品質のバックリンクの蓄積のような、古臭いSEO戦略はもはや機能しない。したがって、オーガニックなランキングを競うことは不可能であり時間の無駄だ。

 

現実:SEOは今までにないほど重要。検索エンジンのアルゴリズムが進化したことは事実であり、ランキングの上位に表示されるための戦術的な近道はない。アルゴリズムのアップデートにより、検索エンジンはコンテンツが生身の人間にとって価値があるかどうかを評価する能力が向上した。そのため、ユニークで、リッチで、魅力的なコンテンツの制作に焦点が移っている。一方で、最適化することにより、検索エンジンがコンテンツを適切にクロールし、解釈することができる。

 

3. Facebookは終わった

通説:若者は次々とFacebookを見捨てており、「オーガニックリーチ」は矛盾した言葉だ。Facebookの創始者、Mark Zuckerberg氏は、どうやら1日おきに議会で証言しているように思われる。Facebookのターゲティングツールは、広告主にとっては優れているかもしれないが、根本的にFacebookは終わった。

 

現実:否定的報道にもかかわらず、Facebookは今でも世界最大のSNSだ。各企業のメインのソーシャルチャネルではないかもしれないが、それなりの規模であるFacebookの存在は、依然として包括的なオーガニックソーシャル戦略に必要だ。放置されているように見えるブランドのFacebookページは、機会を逃し、訪問者のそのブランドに対する評価を下げるかもしれない。

 

4.より大量のコンテンツが、より良いコンテンツである

通説:より多数のコンテンツを配信すればするほど、「何か」を得ることができる。

 

現実:この通説は一理あると言える。もしコンテンツを一つの最高傑作として制作するためにすべてのリソースをつぎ込めば、繰り返して学ぶことができないだろう。そして、そのコンテンツがうまく機能しない場合は、問題が生じるのである。一方、コンテンツを次から次に配信する際の問題としては、オーディエンスが、すでに過剰な情報に埋れているという点が挙げられる。彼らは、低品質で覚えきれないほど大量のコンテンツを毎日見ているのだ。最も良いコンテンツ戦略は中道である。一度にいろいろなコンテンツを試すよりも、戦略的に選んだ1つのシリーズへ賭ける方が良い。

 

5.マーテックを取り入れるほど儲かる

通説:テクノロジーは問題を解決する。それゆえ、マーケティングテクノロジーによって、マーケティング問題を解決することができる。

 

現実:誤解のないように言うと、「優れた技術」を「適切に活用する」ことは大きな利点となる。マーテックソリューションは、明確な戦略がない場合、または、しっかりとした実行基盤がない場合に、問題が生じるということだ。その問題を解決するために、費用や実行時間、継続的な取組みといった新たな一連のコストが発生するだろう。そのコストを、より基本的な業務から流用しなければならない可能性もある。また、マーケティング担当者は、テクノロジーが実現する新しい機能を習得する難しさを過小評価しがちである。例えば、テクノロジーによって、コンテンツをパーソナライズすることができるが、パーソナライズは、スイッチのオンオフ機能ではない。これは、時間の経過とともに進歩し、育成する必要がある機能なのだ。

 

 

これらの通説と現実を理解した上で、自社におけるコンテンツマーケティングの現状を改めて見直してみることをおすすめする。

 

 

※当記事は米国メディア「Marketing Land」の10/3公開の記事を翻訳・補足したものです。