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シッピーノがAmazonのFBA出荷と出品者出荷の自動切換えツールを再リリース

シッピーノがAmazonのFBA出荷と出品者出荷の自動切換えツールを再リリース

物流・決済・業務
2019/03/15

ECの多店舗自動出荷サービス「シッピーノ」を運営するシッピーノ株式会社は「FBA/出品者出荷切り替えツール」の提供を開始した。

出品者出荷切り替えツールは、フルフィルメントby  Amazon(以下、FBA)対象商品として納品している商品のSKUを登録しておくとFBA在庫が切れた際にFBA出荷から出品者出荷に自動で切り替わるツールだ。FBA在庫が0になると約10分程度で切り替わり、その後FBA対象商品として在庫が納品されれば自動でFBA出荷へと切り替わる。なお、切り替え数に上限はなく、100SKUまでは無料で利用することが可能だ。また、オプションにより101SKU以上の利用も可能で、出品者出荷の在庫数は商品ごとに任意に設定できる。また、マケプレプライム対象商品の配送パターンも予め配送パターンを設定することで、マケプレプライム対象商品が出品者出荷に切り替えられた際に配送パターンも自動で切り替わる。

ただし、FBA出荷および出品者出荷を切り替えたい商品のSKUを登録する必要があり、危険物および電池や電池を内蔵する商品は登録できないので注意したい。

 

FBAとシッピーノとは

フルフィルメントby Amazonは、出品者がAmazonの物流拠点(フルフィルメントセンター)に商品を預け、Amazonが商品の保管から注文処理、配送、返品に関するカスタマーサービスまでを代行するサービスだ。事前にAmazon出品サービスへの登録をし、月額4,900(税抜)+販売手数料で利用することができる。

商品保管から配送までの業務負担の軽減が見込まれるほか、ギフトラッピング、メッセージを追加費用なしで利用することが可能だ。また、FBAを利用した商品にはプライムマークが表示されることで、検索結果でも上位に表示されやすくなり、購入者への訴求力アップを期待することができる。

一方、シッピーノはFBAをはじめとした国内800以上の物流サービスと連携するECモールの出荷業務を完全自動化するサービスだ。Amazon、楽天市場といったECモールシステムと物流サービスを連携させることで、受注から出荷依頼、在庫同期まで24時間自動処理する。また、複数店舗の受注を一括で管理可能であるため、物流面での大幅な業務効率化をねらうことができる。

 

今回リリースされたツールはAmazonに出品する数百社が導入していた実績があったものの2017年1月よりサービスを停止していた。多くの事業者からの要望に応え、一部機能に変更を加えての再リリースだ。