2017年末時点で、フランスのFevad(電子商取引・通信販売事業者協会)によると、フランスには17万3,000の小売ウェブサイトが事業を行っているとのこと。前年の15万7,273サイトから10%増加した。
このフランスのeコマースウェブサイト数は、PSP(決済サービスプロバイダ)Panelを組織する、 8つの決済プラットフォームより提供されるデータに基づいて計算されている。
8つの決済サービスプロバイダ:決済マーケティングソリューションDalenysのBe2bill(ベルギー)、 Ingenico Payment Services(ベルギー)、 Monetico Paiement(フランス)、Monext(フランス)、Paypal(米国)、PayZen(フランス)、Verifone (米国)、Worldline(フランス)
フランスの経済情報ウェブサイトJournal du Net(JDN)によると、下図のグラフが示すように、2015年から2016年の間にはいくつかのプロバイダが集計方法を変更し、データが修正されたため、サイト数の減少がみられたとのこと。
フランスの3,740万人がオンラインでショッピング
2018年5月末、フランスのメディア視聴率調査会社Médiamétrieは、2018年の第1四半期中に3,740万人のフランス国内の消費者(インターネットユーザーの85.5%)がオンラインで買い物をしたことを明らかにした。オンライン買い物客の過半数(54%)は少なくとも月に1回、4分の1(28%)は少なくとも月に2回以上オンラインショップを利用しているという。
※当記事は欧州メディア「Ecommerce News」の6/12公開の記事を翻訳・補足したものです。