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【東南アジア】アリババは“W11”をマレーシアに持ち込む

【東南アジア】アリババは“W11”をマレーシアに持ち込む

越境EC
2017/11/10

“W11”(双11、11月11日、独身の日)は今年9年目を迎え、中国国内だけではなく海外の事業者や消費者からも人気を集め、アリババは初めて“双11国際狂歓節”をマレーシアまでに拡大した。

今年は11月11日の00:00から24時間以内のショッピングはマレーシア向けには国際送料無料、300リンギッドを超える場合、30リンギッドのキャッシュバックなどのキャンペーンを実施する予定だ。

今年Tmallの“W11”は世界から14万超のブランドと1,500万以上の商品と100万超の事業者を集め、オンラインとオフライン両面で盛り上げていく。オンライン以外の100万超のオフライン店舗では、生活用品3Dデザインサービスを利用できる。また、オンラインで美容商品の購買を予約し、オフラインで受け取ることができる。さらに、実物をスキャンすれば、商品情報を確認できる。オンラインで実施していた以前までの “紅包”(EC事業者が消費者にプレゼントする100円程度のプチギフト)と異なり、“伝説紅包”を提供し、その一つの金額は最大で1,111元(約2万円)にものぼる。

そして、今年初めて、海外のTmallは中国ブランドと一緒に“双11国際狂歓節”を参加する。200国・地域で、各ブランドの実店舗で「万店同慶」(全ての店舗が一緒にお祝いする)をする予定だ。

 

 

※当記事は中国メディア「Ebrun」の11/4公開の記事と「中国新聞網」の記事を翻訳・補足したものです。