米国の10代の若者に最も人気のあるソーシャルメディアプラットフォームは、スマートフォン向け写真共有アプリSnapchatだ。
これは米大手投資銀行兼資産運用会社Piper Jaffrayが年2回行っている「Taking Stock With Teens」(米国のティーンエイジャーを対象に消費傾向、ファッション動向、ブランドやメディアの嗜好をリサーチする調査)の最新の調査で明らかになった。
この最新調査は、米国44州に住む平均16歳の10代の若者6,100人を対象に行われた。調査によると、回答者の47%はSnapchatを使用しており、1年前と比べて12%増加している。さらに彼らのお気に入りのウェブサイトを聞いたところ、前年比9%増の49%が「Amazon」と回答。 また、ネットラジオサービスPandora radio聞いていると回答してしたのはわずか35%で、前年度の49%と比べると大幅な減少。これは音楽配信サービスSpotifyやApple Musicまた動画共有サービスYouTubeのようなオンデマンドサービスの人気が急増したためである。
10代の若者の82%は、次に使いたいスマートフォンはiPhoneと答えた。これは今年の春の調査81%からわずかに増えており、Piper Jaffrayが17年前に調査を始めて以来、最も高い数字である。一方アパレル業界では、Nike、Ralph Lauren、Steve Madden、UGG (Deckers)、Fossil、Michael Kors が、大手ブランドのかつてないほどの人気急落を目の当たりにした。
※当記事は、「Mobile Marketing Magazine」の10/16公開の記事を翻訳・補足したものです。