Googleの親会社Alphabetの投資部門CapitalGは配車サービスLyftに10億ドルの投資をした。また、CapitalGのパートナーDavid LaweeがLyftの取締役になる。
2013年、GoogleはLyftの最大の競合企業のUberに2.5ドルの投資をし、Uberの取締役の一席を獲得。しかし、その後、Google傘下の無人自動車部門WaymoはUberがビジネス上の機密を盗むということでUberを訴え、Waymoは10億ドル以上の和解金と謝罪を求め、Uberに拒否され、2社の関係が悪化していた。
一方で、2017年5月、WaymoはLyftと無人自動車の開発に向けた協定にサイン。2017年7月、Lyftは自社で新しい無人自動車部門を設立し、Waymoの関連スタッフもこの部門で働くようになった。
Lyftの現在市場価値は110億ドル、Uberの700億ドルにまだまだ及ばないが、2016年、Lyftは無人自動車の開発に注力すると発表し、5年以内に独自ブランドの無人自動車を開発する目標を掲げている。Googleの投資はこの目標を実現させ、Uberとの競争を有利にすることに役立つだろう。
※当記事は中国メディア「新浪科技」の10/19公開の記事を翻訳・補足したものです。