米国日産はAmazonと提携し、一部の車種でAlexa(Amazonの音声AIアシスタントサービス)との連携をスタートする。
Amazon Alexa スキルNissan Connect Servicesが新しく提供されると、対応車種の持ち主は、自宅でくつろぎながらEcho(AmazonのAlexa対応スマートスピーカー)を介して車と通信することが可能に。オーナーは、車のロック/アンロック、クラクション、ライトのオン/オフ、車の始動/停止を、音声コマンドで遠隔操作することができるようになるのだ。特定のコマンドには、セキュリティ強化のために4桁の暗証番号が必要となる。
「インテリジェント・インテグレーション(車と社会とのつながり)の実現には、運転中以外も顧客をサポートすることが必要である」と、Nissan North Americaの自動車関連サービス担当役員、Dan Teeter氏。「日産はまさに今、予想外の革新的なサービスをスタートしようとしており、この技術を既存の、そして、未来の日産車オーナーに提供できることを嬉しく思う」と加えた。
Alexaとの連携機能は、2016、2017、2017.5、および2018モデル年式で、Nissan Connect Services用テレマティクスを搭載した特定車種で利用可能。Nissan Connect Servicesへの申し込みに加え、有効な「Nissan Owner Portal(会員サービス)」アカウントが必要となる。
Alexaとの連携は、10月下旬にはNissan Connect Services対象車種の一部でスタートする。連携対応車種は、Altima、Armada、GT-R、Maxima、Murano、Pathfinder、Rogue、Rogue Sport、Sentra、Titan、Titan XDであり、今後追加予定。
※当記事は英国メディア「Mobile Marketing Magazine」の10/6公開の記事を翻訳・補足したものです。