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アスクル最大の物流拠点が関西に完成、2018年2月に稼働予定

アスクル最大の物流拠点が関西に完成、2018年2月に稼働予定

物流・決済・業務
2017/09/12

アスクル株式会社(以下、アスクル)最大の物流拠点であるASKUL Value Center 関西(以下、AVC関西)が竣工した。アスクルは物流施設の開発・運営を行うグローバル・ロジスティックス・プロパティーズ株式会社が手掛けた物流施設「GLP吹田」をAVC関西として2018年2月の全面稼働を目指す。

 

8拠点目の物流センター

今回完成した物流施設は、アスクルでは8拠点目の物流センターで、地上4階建てで延床面積は約5万坪ある。アスクル最大の基幹物流センターとして、法人向けサービスASKULと一般消費者向けインターネット通販サービスLOHACO双方の物流を担っていく予定だ。また、24時間365日フル稼働することで在庫商品の種類・在庫量の拡大と年間1,000億円クラスの出荷能力を実現するという。

なお、2017年4月に立ち上げたASKUL Value Center 日高にならって2017年6月の新設発表当初の名称ASKUL Logi PARK 関西からASKUL Value Center 関西に変更している。

また、地域貢献の面においても、大阪中心部から直線距離で約9kmと立地の良い都市型センターであるうえ、徒歩圏内に最寄り駅がある為、将来的には1,000人の雇用が創出される予定だ。安全面に関しては、2017年2月の埼玉県三芳町におけるASKUL Logi PARK 首都圏で発生した火災を踏まえて防火シャッター設備の増強や地域消防との連携といった対策を打ち、大規模災害時には避難場所として開放するという。

 

アスクルで8つ目の物流拠点となるAVC関西であるが、ASKULだけでなくLOHACOの物流も担うということで、物流面で重要な基幹施設となる。2017年2月のASKUL Logi PARK 首都圏での火災を受け、施設の火災対策や、安全面に配慮しての新しい物流センターの新設だ。