Walmart2017年第2四半期の財務報告によると、EC事業の売上は前年比60%の大幅成長となっている。この成長の要因はWalmartが進めているM&Aと、ECプラットフォームの拡大による部分が大きいようだ。
2016年3月、Walmartはマーケットプレイス事業の拡大を目指し、セラーの募集を強化。その結果、2017年8月までに、WalmartのSKUは6,700万、セラーは2016年の300から現在の5,000まで増えた。Amazon、eBayに次いで、アメリカの第3のECプラットフォームとなり、さらに、オンラインでの売上増のスピードはAmazon、eBayを超えている。
最近2,800人の消費者に対してアンケートした結果によると、21%のオンライン消費者はWalmartから商品を購入していた。そして、38%の人は2016年8月までの一年間、Walmartでショッピングをしていない。しかし同時期、Amazonでショッピングをしていない人は僅か3%にすぎなかった。このようにAmazonの浸透度は依然として極めて高く、Walmartもまだまだ成長の余地があるといえそうだ。
※当記事は中国メディア「雨果網」の8/31公開の記事を翻訳・補足したものです。