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MakeShopとPCAのサービス連携により、データ管理業務の効率化が可能に

MakeShopとPCAのサービス連携により、データ管理業務の効率化が可能に

トレンド
2017/08/24

GMOメイクショップ株式会社が提供するショッピングカートASPサービスMakeShopと、ピー・シー・エー株式会社(以下、PCA)が提供する基幹業務クラウドサービスであるPCAクラウドは連携し、自動連携オプションであるMakeShop for PCAをリリースする。これによりMakeShopにおける注文・商品・在庫データが自動連携され、データ管理業務の効率化を図ることができるようになる。

 

データの自動連携で、作業負担の軽減が期待される

MakeShop for PCAの機能の1つとして、販売管理システムであるPCA商魂DXクラウドと、仕入・在庫確認システムであるPCA商管DXクラウドにおける売り上げデータとMakeShopの注文データの自動連携がある。データ連携のタイミングは、ショップ運営者の業務スタイルに合わせて自由に設定でき、「ネットショップに注文が入った時点」だけでなく「ショップ運営者が任意に設定した注文ステータスに達した時点」での連携が可能だ。在庫を参照する際も、PCAから無償で提供されるPCAクラウドデバイスオプションを利用することでiPadやiPhone、Andoroid端末からPCAクラウドに蓄積されたリアルタイムな売り上げや在庫の情報を参照できる。

また、商品・在庫データを自動連携する機能も持ち合わせている。PCA商魂・商管DXクラウドの管理画面から商品データを新たに登録・削除するとMakeShopの管理画面にも自動で反映され、二重に登録作業を行う必要がない。登録商品がネットショップで売れた場合も、MakeShopの注文データ連携と同時にPCA商魂・商管DXクラウド上の総在庫数も自動で更新されることで在庫の消し込み作業が省くことができる。その上、リアルタイムでの把握が難しかったネットショップや実店舗での在庫管理が容易になり、在庫切れの防止や商品消し忘れなどの人為的ミスを防ぐことも期待される。

なお、MakeShop for PCAの利用対象は、MakeShopユーザーとPCA商談DXクラウド、PCA商管クラウド、PCAクラウドWeb-APIのユーザーだ。

 

MakeShop for PCAにより、ネットショップ運営において発生する大量のデータ管理をより円滑に管理することができ、業務効率化による運営コストの削減が期待される。