デジタル市場分析会社comScoreは2017年第1四半期に、5,000名のアメリカ人のオンラインユーザーを対象にして、The UPS Pulse of the Online Shopperという調査を行った。この調査は米国のオンラインユーザーのECトレンドなどを分析した調査だ。
その調査レポートによると、97%のオンラインユーザーはECサイトを利用している。この値は前年比で12%増となり、限りなく100%に近付いている。そのうち、90%はAmazonを利用しており、その値は前年比20%増となっている。ECサイトを利用するユーザーは3ヵ月間に少なくとも2回はオンラインショッピングをしている。また、30%の消費者は商品を買う前に、ECプラットフォーム(Amazonやebayなど)でしっかりと検索をすると回答。その理由としては価格が安く、割引キャンペーンが多く配達スピードが早いからだ。また、30%の対象者は今後も、オンラインで継続的に商品を購入したい意向を持っている。29%は今後、多種多様なECプラットフォームで商品を検索していきたい意向を持っている。また、50%超の人が海外からオンラインを通じて商品を購入している。この値は昨年の43%より7%増加している。また32%のユーザーはアメリカのECサイトで商品を購入したものの、その決済や商品のトラッキング情報などを通じて、海外小売業者の商品だということが後でわかったケースがあった。
※当記事は中国メディア「雨果網」の6/13公開の記事を翻訳・補足したものです。