2016年年末、今日頭条は10億ドル(約1,140億円)の資金を調達。現在、市場価値は2014年の5億元(約80億円)から120億元(約16.8億ドル・1,920億円)まで、約20倍増加している。資金調達の目的はグローバル展開で、展開先はアメリカ、日本、ブラジルなどが見込まれている。
今日頭条は中国のコンテンツプラットフォーム業界を牽引する企業。2016年末まで、デイリーアクティブユーザー数(DAU)は7,800万人、月間アクティブユーザー数(MAU)は1.75億人となっている。短編ビデオのデイリーでの平均再生回数は13億回、総再生時間は中国の2大動画サイトYuku(优酷)とIqyi(爱奇艺)を超えている。今日頭条が影響力を増していることから、2015年から、百度、Tencent、アリババもコンテンツプラットフォーム事業に参入。百度は百家号を、Tencentは企鹅号を、アリババは大魚号をモバイル検索エンジンUCから20億元(約320億円)で買収し提供している。
※当記事は中国メディア「電商報」の4/7公開の記事を翻訳・補足したものです。