ドイツの物流会社DHLは、生鮮食品のECサービスAmazon Freshとドイツにおける独占的な物流パートナーシップ結ぶ。
2017年4月よりDHLは、ベルリンのAmazonの顧客宅へ食材の配送を開始。首都でのサービス開始後、全国へサービスを拡大していく予定だ。
ドイツの新聞社Handelsblatt誌は、2017年3月22日にこのニュースを発表した。誌面には、AmazonとDHLのパートナーシップがドイツのスーパーマーケット産業を根本的に変える可能性があると書かれている。生鮮食品のオンライン配送サービスを行うAmazon Freshは、ドイツ最大のオンラインスーパーマーケットになるかもしれない。
複数の物流会社を採用する予定だったAmazon社
業界関係者によると、もともとAmazonは、Amazon Freshの配送に複数の物流企業を採用する予定だったという。「しかし、DHLはAmazonが断れないほどの魅力的な提案をした」と、Handelsblatt誌は伝えている。公式発表はないが現在のところ、両社は4月にベルリンでパートナーシップを開始すると見られている。Amazon Freshの物流センターはミュンヘンに建設中だ。
DHLはオンラインスーパーマーケットの食料品を配送
DHLは既に、オンラインスーパーのAllyouneed Freshに対して食料品配送サービスを提供。同社はその他のオンラインスーパーでも同様のサービスを提供していく計画だ。
※当記事は米オンラインメディア「Ecommerce News」の3/22公開の記事を翻訳・補足したものです。