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【中国】支付宝(Alipay)は本人識別に顔認証方式を導入

【中国】支付宝(Alipay)は本人識別に顔認証方式を導入

物流・決済・業務
2016/09/15

9/18から支付宝(Alipay)のアプリのユーザーはパスワードの入力ではなく、顔識別で登録できるようになった。顔識別機能は登録手続きを簡易化したが、安全面では疑問を抱いているユーザーも少なくない。例えば写真を提出しないのに、なぜ本人と識別できるのか、本人と顔が似ている人が登録できてしまうかどうか、もし、アカウントが盗用され、財産が移されたら、誰が賠償するのかなどのような疑問を持っている。

支付宝(Alipay)のエンジニアによると、顔識別はパスワード入力より安全性が高い。これまで顔識別によって、識別ミス、アカウントの盗用などのクレームを受けたことがないという。

では、どうのように登録するのか。まず、ユーザーはパスワードで登録してから、顔識別サービスを受けることが可能になる。そして、初めて顔識別を利用する時、携帯のカメラは自動的に360度で顔の特徴を採集、ユーザーの最新状態を記録する。その後、採集した内容は警察から提供してくれたユーザー本人の写真と比べ、本人であるかを確認する。また、ユーザーが顔識別で再登録する時、最初の登録結果を利用し、再確認する。さらに、警察に提出し、ダブル検証をしてから、登録が完了とされる。

支付宝(Alipay)はユーザーの常用するIPアドレスなどの情報を保存する。もし、携帯を変えたり、または他の端末で登録しようとする場合は、パスワードと顔識別のダブル検証が必要である。そして、支付宝(Alipay)がデザインした識別技術、例えば:口を開く、頷く、瞬きをするなどの動きも識別し、写真の不審切り替えなどのオンライン詐欺を防ぐ。さらに、双生児のわずかな差も識別できる。

 

※当記事は中国メディア「風南网」の9/14公開の記事を翻訳・補足したものです。