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ECサイト表示速度ランキング(2026年1月)、アマゾン等のメガEC3社が上位100位入り、LCPは1.5秒未満

ECサイト表示速度ランキング(2026年1月)、アマゾン等のメガEC3社が上位100位入り、LCPは1.5秒未満

マーケティング
2026/03/04

デジタルビジネス支援を行う、海外SaaS商社の株式会社ギャプライズは、2026年2月国内ネット通販事業者のECサイト表示速度ランキングを発表した。



LCPについて

 

LCPとは、Largest Contentful Paint(最大視覚コンテンツの表示時間)の略で、Googleが定めたCore Web Vitals(ウェブの重要指標)の1つを指しており、ウェブページを開いてから、画面の主要な部分(一番大きな画像や見出しのテキスト)が表示されるまでの時間を測定したものとなっている。つまり、LCPの値が小さいほど、ページの主要コンテンツが素早く表示され、ユーザーにとって読み込み速度が速く感じられるということだ。さらに、Googleは、LCPの基準値を定めており、ページの読み込み開始から2.5秒以内にLCP要素が表示されればユーザー体験は良好で、4秒を超えるとユーザー体験が低いと判断される。また、ルノー社の改善事例によるとLCPは1秒未満までその改善効果が得られることがわかっている。

 

 

ランキング結果

 

全体的な状況として、調査対象となった271サイトのうち、約76.0%(206サイト)がLCP2.5秒以内を達成していたことから、多くのECサイトが表示速度の重要性を認識し、積極的な改善に取り組んでいることが明らかとなった。

また、前回の調査に引き続き、トップ10のサイトすべてがLCP(Largest Contentful Paint)1.1秒以下を達成し、特に、「ムラウチドットコム」、「あみあみオンラインショップ」、「ライフネットスーパー」、「資生堂パーラー」「ファッションスクエア」は1.0秒の壁を突破していた。

さらに、今回の特徴としてアマゾン(59位/LCP 1.474s)やヨドバシ.com(57位/LCP 1.46s)、ビックカメラ(39位/LCP 1.341s)といった膨大な商品数を抱えるメガECサイトが、揃って上位100位以内(LCP 1.5秒未満)にランクインしていた。これら業界大手が「GOOD(2.5秒以内)」の基準を大幅に上回るパフォーマンスを維持していることで、消費者の「表示速度に対する期待値」は年々高まっている。その反面、LCPが2秒を超えるサイトは、相対的に「遅い」と体感されやすくなっていることから、コンバージョンを取りこぼさないために「業界平均」ではなく「上位陣のスピード」をベンチマークとした改善が急がれる。

 

 

Core Web Vitalsの新指標 INPで優秀なTOP5社

トップ5には、タマゴ基地やエレコムダイレクトショップなど、昨年1年間を通じて上位を維持している常連サイトが引き続きランクインしていた。また上位2社に続き、今月はディーライズ、ギャレリアモール、北の快適工房が高い応答性を記録していた。

INPは、ユーザーの操作に対するウェブページの応答性を測定する指標であるため、LCPと併せて分析することで、より総合的なサイトパフォーマンスの評価が可能となる。そのため、自社サイトのパフォーマンス改善を検討する際は、INPとLCPを含むすべてのコアウェブバイタルの指標を総合的に分析し、改善策を立案することが重要だといえる。

また、各企業のスコア改善は、「JavaScriptの実行最適化、イベントハンドラーの効率化、レンダリングパフォーマンスの向上」といった取り組みによって実現されていると考えられ、LCPだけでなくINPにおいても、継続的な改善と新たな技術導入の重要性が明らかとなった。

 

 

株式会社ギャプライズについて

 

ギャプライズは2012年以降、世界各地から革新的なテクノロジーを見出し、提案し続けることで差別化を目指してきた。また、2023年にはGoogleオプティマイズサービス終了に際し、公式推奨される3つのABテストツールを国内で唯一取り扱い、2024年2月からはサイトスピード改善ツールを複数取り扱うサービスを開始するなど、特定のテクノロジーの紹介にとらわれない、クライアントのニーズに応じた多様な選択肢を提供できるSaaS商社としての取り組みを実施している。ギャプライズは先進テクノロジーの導入やコンサルティング業務を通じて、市場分析、認知や獲得を目的としたオンライン集客、サイト内ユーザー体験の最適化、コンテンツ管理、プロジェクト管理、AI技術など幅広くクライアントの課題解決を行いながら、ビジネス成長を加速するための伴走を続けていくとのこと。