マーケティング・リサーチ会社のクロス・マーケティングは、全国20歳~69歳の男女を対象に「ブラックフライデー2025年に関する調査」を実施した。
調査結果
ブラックフライデーで購入を予定している場所について尋ねたところ、「総合ECサイト・通販」が51.8%と最も高く、次いで「総合スーパー」が38.5% 、「ショッピングモール」の19.2%となっていた。また、年齢別でみていくと、50代では「総合ECサイト・通販」が60.3%と平均より高くこの年齢層がECサイトを重点的に利用していることが分かる。さらに、30代は「ECサイト」や「総合スーパー」を利用しつつも、「ショッピングモール」や「食品スーパー」で買い物をする人が平均より高かった。
ブラックフライデーで買い物をしようと考えている理由・目的は、「日常使い(まとめ買い・買いだめ)」が46.3%で最も高く、「自分へのご褒美」が31.4%、「還元率アップによる効率的なポイント獲得」の22.5%と続いていた。一方、「限定品の購入」や「新商品のお試し」で利用する人は少数だった。また、年齢別に特徴をみていくと、「自分へのご褒美」や「買い替え」、「趣味・娯楽」目的で買い物をする人は30代で高く、「ストレス解消」や「プレゼント」目的で買い物をする人は20代・30代で他の年代よりも高いことが分かった。
セールで魅力的だ(買いたい)と感じ始める割引率は、「ファッション・衣類」「インテリア・家具」においては「50%オフ」が、「電化製品」「美容・化粧品」「食品・日用品」では「20%オフ」が多く、平均値は40%オフという結果となった。