株式会社システムリサーチが運営している「創作品モールあるる」は、全国の20代～60代の男女200名を対象に、消費者がファッションアイテムをどのように購入しているのか、実店舗とECの利用実態に関するアンケートを実施した。

調査結果

ファッションアイテムの購入場所について尋ねたところ、「実店舗が多い」と回答した人が65％と最も多く、次いで「ECが多い」が20％、「どちらも同じくらい」の15％という結果だった。ファッションという“感覚的な商品”においては、依然として「自分の目で確かめてから購入したい」という心理が根強く残っていることがうかがえた。

「ECが多い」「どちらも同じくらい」と回答した計35％の人に対して、ECを選ぶ理由についても調査したところ、最も多かったのは「24時間購入できる」で54％、僅差で「価格比較が簡単」が50％、「ポイント還元など特典がある」が36％だった。この結果から、時間や価格に縛られない自由さがECの魅力となっていることが明らかとなった。

EC購入で困ったことについて質問すると、最多は「サイズやイメージの違い」で70％、「返品が面倒」が33％となっており、実物を確認できない不安がECでのマイナス面に繋がっていることが分かる。

ECでの1回あたりの購入金額について尋ねると「3,000～5,000円未満」が34％で最も多く、次いで「3,000円未満」が24％だった。この上位2つの結果（「3,000～5,000円未満」と「3,000円未満」）から半数以上が5,000円未満での利用ということが判明した。これは、多くの人が“気軽に買える価格帯”でECを利用しており、「まず試してみる」購買行動が定着しつつあることが分かる。

創作品モールあるるについて

「あるる」は商品やサービスの魅力だけではなく、「誰から買うか」を大切にしており、ショップの歴史、生産者さんの想い、職人の人となりを伝えるコンテンツが沢山ある。今後もあるるは「人（店舗）と人（顧客）」が集い、繋がる場所を目指していくとのこと。