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口コミを書きたくなるのは満足した時が最多で62%、次いで多かったのは不満を感じた時で33%

口コミを書きたくなるのは満足した時が最多で62%、次いで多かったのは不満を感じた時で33%

マーケティング
2025/07/01

口コミ探索サービス「みん評」を運営する株式会社マイスタースタジオは、全国の男女500人を対象に「口コミを書きたくなる瞬間に関する意識調査」を実施した。



調査結果

 

全国の男女500人に「口コミを書く頻度」について尋ねたところ、「年1~3回」が42.4%と最も多く、次いで「年に1回未満」の31.0%となっており、「口コミを書くのは年に3回以下」という人が7割以上を占めていた。一方、高頻度で口コミを書いている人は少数で、口コミを書くことは多くの人にとって日常的な習慣ではなく、特別な行動であることが明らかとなった。口コミ投稿が特別な行動となる理由としては、「時間や手間がかかる」「自分の意見を投稿することへの抵抗感」などが考えられることから、投稿する場合には「面倒くささ」や「恥ずかしさ」を超えるような、強い動機や目的があると推測される。

 

 

口コミを書く目的を聞いたところ、1位は「参考情報を提供したい」で33.4%と最多、2位は「おすすめしたい」で28.8%、3位「特典をもらう」の17.6%、4位「注意喚起したい」の8.8%という結果だった。「参考情報を提供したい」「注意喚起したい」など、他のユーザーに貢献したいという思いで口コミを書いている人が多くなっていることが分かる。また、「おすすめしたい」「意見を発信したい」など、自身の体験や思いを共有したいという動機もあり、全体的にはポジティブな動機が多い結果となっている。

 

 

「口コミを書きたくなる瞬間」についての質問に対し、1位は「満足したとき」の62.8%で圧倒的に多かった。次ぐ2位は、1位とは対照的な「不満を感じたとき」で33.8%だった。この結果から、ポジティブであれネガティブであれ、感情が大きく動いたときに口コミを書きたくなることが判明した。また「注意喚起したい」「他の口コミと自分の意見が違う」といった意見からは、自分の意見を表に出したいという欲求も感じられる。

 

 

「口コミを書くときに気をつけていること」の1位は「正直に書く」で25.6%、僅差の2位は「伝わりやすく書く」で、25.2%だった。このことから「誠実さや信頼性」と「わかりやすさ」が、口コミ投稿でとくに重視されていることがうかがえる。また「口コミを受ける側に配慮する」「主観的になりすぎない」と答えた人も多く、感情的な口コミをしないよう意識されていることに加え、ランキング上位の項目からは口コミを書くにあたって、信頼できる正確な口コミを提供しようとする様子が感じられた。

 

 

みん評について

 

みん評は、生活者が安心して商品やサービスを選ぶための「気になる口コミ」探索サービス。本音の口コミに加え、トラブル対策や改善の取り組みなども掲載している他、安心して選べる社会の実現に向けて、必要な情報がきちんと届く仕組みに向けて開発や推進も行っている。

 

 

株式会社マイスタースタジオの概要

 

「ココロからの声を社会を変えるチカラに」というミッションのもと、気になる口コミ探索サービス「みん評」、社会課題に取り組む人たちを応援する「ソーシャルグッドリンク」、信頼と共感が循環するリスティング広告運用代行「マーケティングスタジオ」などのサービスを提供している。