EC商品検索・ハッシュタグ・ロイヤルティ向上ソリューション・リテールメディア広告・ECキュレーションを開発販売するコマースとCXのリーディングカンパニーであるZETA株式会社は、2024年11月に日本全国の18歳〜59歳の男女500名を対象に「商品の合わせ買い」に関するアンケート調査を実施した。
調査結果
「商品を検討・購入する際、店舗とECサイトをどのように使い分けているか」と尋ねたところ、購買行動をECサイトのみで完結させる人が全体の64.2%と過半数を占める結果だった。また「ECサイトで検討し、店舗で購入する」もしくは「店舗で検討し、ECサイトで購入する」を選択した人は合計30.0%になっており、ECサイトと店舗をつなぐ導線の整備も重要だということが明らかとなった。
「商品を検討・購入する際、店舗とECサイトをどのように使い分けているか」を年代別に見ていくと、「ECサイトで検討し、購入する人」が多い年代は30代、40代となっていた。一方で、「ECサイトと店舗を併用する人」が多かったのは10代が50%と半数、20代が38.3%で、若年層においてはECサイトと店舗の導線が重要と思われる。また、店舗にのみで完結する人も一定数おり、最も多かった年代は10代だった。
「ECサイト内で目当て以外の商品をどのように見つけて購入することが多いか(複数回答)」と質問したところ、「商品ページを見て」と「レコメンドを見て」がほぼ同率で多かった。次いで「ランキングを見て」が146人、「レビューやQ&Aを見て」が126人と続いた。また、回答者が複数選択するケースが多かったため、ECサイト内のコンテンツの充実さが、合わせ買い促進の鍵といえるだろう。