株式会社NEXERと株式会社ジャリアは、事前調査で「YouTubeを利用している」と回答した全国の男女876名を対象に、「YouTubeの広告動画の影響力」についてのアンケートを共同で実施した。
調査結果
YouTubeの広告動画を見て、実際に商品やサービスを購入または利用したことはあるか質問したところ、13.9%の方がYouTubeの広告動画を見て、実際に商品やサービスを購入または利用したことが「ある」と回答していた。
また、YouTubeの広告動画を見て、実際に商品やサービスを購入または利用しようと思った理由については、「なんとなく気になったから」や「実際に動画のように使ってみたいと思った」などの声が多く挙がっていた。
YouTubeの広告動画を見て、実際に商品やサービスを購入または利用したことが「ある」と回答した方に対し、気になったYouTubeの広告動画が目が留まった理由を尋ねると、最も多かったのは「もともと気になっていた」で36.9%、次いで「面白そうだった」が23.3%、「好きなキャラや人物が出ていた」で13.9%という結果だった。もともと興味があった商品が動画広告によって購入のきっかけになる人が多いことが分かった。
YouTubeの広告動画を見なかったら、その商品やサービスは購入または利用しなかったと思うか尋ねたところ、71.3%と多くの方がYouTubeの広告動画を見なかったら、その商品やサービスを購入または利用しなかったと「思う」と回答していた。
YouTubeの広告動画を見なかったら、その商品やサービスは購入・利用しなかったと思う理由としては、「YouTubeを通してそれを知ったから」、「動画が購入の後押しになった」といった意見が聞かれた。
まとめ
今回の結果から、YouTubeの広告動画が視聴者の購買行動に一定の影響を与えていることが分かった。特に、映像のインパクトやターゲットに合わせた広告内容が、購買意欲を高める要因となるため、広告の内容や配信方法によっては、さらにYouTube広告の効果が高まる可能性があるといえるだろう。